人類最強決定戦!|ガヌーVSガーヌ

人類最強.

日本時間で1月23日(日)、アメリカのカリフォルニアで〝人類最強決定戦〟が行われました!

これぞまさしく〝とびっきりの最強VS最強〟と表現できる世界最高レベルの試合。

かつての練習パートナー、お互いに手の内を知り尽くした者同士の一戦。

正規王者にとっては追われるプレッシャーもあり、無敗のチャレンジャーという驚異もある。

暫定王者としてはかつての先輩であるガヌーを喰い、連勝街道そのままに正規王者を奪取したいところ。

成長著しく破竹の勢いを誇るガーヌに対し、規格外のフィジカルと一撃必殺のパンチをもつガヌー!

正規王者:フランシス・ガヌー
暫定王者:シリル・ガーヌ
  • 規格外のパワーと現役最強のフィジカルを誇る
  • あまりの強打に1R決着が非常に多く、短期決戦に強い
  • 直前のタイトルマッチでは技術に優れるミオシッチを衝撃のKO
  • MMA経験僅か4年足らずで世界最高峰UFCのタイトルマッチという天才
  • MMA10戦全勝、UFCで7連勝と破竹の勢いを持つ
  • KO、1本、判定あらゆる勝ち方を心得ているトータルファイター
目次

一撃必殺の武器に加えて技術力が大きく向上していたガヌー

フランシス・ガヌーといえば、左右の強烈な一撃による衝撃ノックアウト勝ち!

かつてのK-1世界王者であるアリスター・オーフレイム氏に対しても左のショートアッパー1発でマットに沈める規格外の破壊力。

そして直近のタイトルマッチでは、かつて技術力の前に敗北を喫した男との再戦。

〝UFCヘビー級屈指のテクニシャン〟スティペ・ミオシッチ氏に対しても衝撃のノックアウト劇を見せる。

剛腕による短期決着を量産するガヌーの弱点は殆ど見当たらないが、あえて挙げるとすれば総合的なテクニック、特にグラウンド技術に優れた選手にうまく躱されて判定負けをするという部分か。

短期決着にはとても強いが、長期戦になることでスタミナ切れを起こすという部分も。

そういった意味ではトータルバランスの良いガーヌが有利、という見方も多かった。

序盤はガーヌのアウトボクシングとタックルを織り交ぜた波状攻撃に翻弄される場面がありつつも、手数は少ないながらもイライラして集中力を乱すことなく集中しているガヌー。

無理矢理に短期決着を狙いすぎないところも成長した部分か。

特筆すべき成長ポイントは、打撃戦オンリーのイメージを脱却するテイクダウン&グラウンド技術!

蹴り足をキャッチしてからのテイクダウンそしてサイドポジションを奪いパウンド、打撃戦をせず自ら積極的にテイクダウン、この姿には多くのファンが驚いたのではないでしょうか!

桁違いのフィジカルによるパウンドの威力は〝小さなパンチ〟であっても軽量級のフルスイングを遥かに上回るもの。

パウンドを嫌がり、スタンド勝負に戻したいガーヌを〝立たせない〟技術。

長期戦、そしてグラウンド勝負であればガーヌ有利だと考えていただけにこの展開には驚きましたね。

逆転を狙うガーヌがテイクダウンを奪った場面でも、落ち着いた対応でスイープ、すぐに上のポジションを取るというビックリ仰天のグラウンドコントロールぶり!

持ち前のフィジカルを活かしたキープによって相手の有利なポジショニングをさせないという強さも見せ〝技術と力〟のハイレベルな融合を見せて我々を驚かせました。

試合結果

Winner:フランシス・ガヌー(正規王者) 
Loser:シリル・ガーヌ(暫定王者)

判定3-0 (48-47×2、49-46)

短期決戦になればガヌー、長期戦になればガーヌという予想が多い中、キャリア初の判定勝ちという成長ぶりを見せつけ、正規王者ガヌーがタイトルの防衛に成功した!

防衛記録はどこまで伸びるのか!?

今回の試合での驚異的な成長ぶり、そして持ち味である規格外のフィジカルと一撃必殺のパンチを見て思う。

フランシス・ガヌーこそ史上最強王者なのではないか!?

そうなると期待してしまうのが、タイトル連続防衛記録!

フライ級のデメトリアス・ジョンソン氏(堀口恭司選手にも完勝している)は11連続防衛という離れ業をやってのけているが、その記録の前にまずはヘビー級限定での記録を塗り替えてもらいたいところ!

たった1発の攻撃で試合が決着してしまう〝神に選ばれし階級〟ヘビー級において、連続防衛は至難の業。

なんと、最長防衛記録でさえ『3』

フライ級の11連続と比較すると大きな差。

3連続防衛は、ガヌー氏がタイトルマッチ戦で勝利したスティペ・ミオシッチ氏の記録。

どこまでいくのだろうか?

今回の試合の出来を見る限り、ガヌー氏が負ける姿を想像できない。

圧倒的なフィジカル、神の階級の中でさえ群を抜いた一撃の破壊力、タフネス、成長度合い。

35歳という年齢もあり、キャリアとしてはここから下降線になる部分もあるが、それでもまだ数年間は負けるイメージが全く湧かない。

次戦は誰とのタイトルマッチになるのか。

短期決戦の強さに加え、スタミナと技術力を兼ね備えた〝最強王者〟に死角は見当たらない。

ライバルになりそうな選手たち

最強王者、人類最強であるフランシス・ガヌー氏を脅かす可能性のある選手たちをご紹介。

  • ジョン・ジョーンズ
    1階級下のライトヘビー級における最強王者、そしてPFPでは世界最強と言われる男。
    ガヌー氏とのフィジカル差が大きいが、長いリーチから繰り出される予測不能の打撃センスに加えて、ヘビー級仕様の肉体を手にすることができれば、最も驚異的な存在になり得る。
  • スティペ・ミオシッチ
    卓越した打撃技術とスピードと高いレスリングスキルを持つヘビー級屈指のテクニシャン。
    ヘビー級最多防衛記録を持ち、ガヌー氏をテクニックで翻弄し判定勝ちした経験を持つ。
  • デリック・ルイス
    過去にガヌー氏に判定勝利した経験をもつこの選手の強みは、ガヌー氏を凌ぐほどのフィジカル。
    パワフルなファイトで引けを取らない選手でもあり、テクニックもある。
  • シリル・ガーヌ
    今回のタイトルマッチでは敗れたものの、序盤の打撃戦では有利にさえ見えた。
    トータルバランスが非常に高い選手であり、伸びしろも十分。
    戦略をしっかりと整えることで十分に勝機はある。

かつて日本でK-1やPRIDEが隆盛を極めた頃、ヘビー級最強決定戦は日本で行われていたが、それも昔の話。

現在ではUFCヘビー級こそが〝人類最強〟を決める場である。

これからも、神に選ばれし肉体を持つ男たちの戦いから、1ミリも目が離せない!

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この記事を書いた人

1990年代のPRIDE・K-1全盛期からずっと格闘技の大ファンを続けているビジネスマンです!
自身も空手やキックボクシングを経験したこともあり、格闘技から学んだことを仕事に活かしつつ日々奮闘している次第です。
格闘技に関することを楽しく、そして選手へのリスペクトを込めて書いていきたいと思います!

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