やることを決める前に〝やらないこと〟を決めよう

yaranaikotowokimeru

いつもバタバタしていて忙しい、気持ちに余裕がない人。
どうしよう、何から手を付けようといつも思い悩んでいる人。

きっとあなたの周りにもいるでしょうし、私を含めて自分自身がその罠に陥ったことがある人が大半かと思われます。

「何をすれば良いか」にフォーカスポイントを当てすぎることで陥るのは

「本当はする必要がないのにやった方が良いように見えてしまう」という大きな罠です!

この罠にはまってしまわないために、本当にやるべきことをシンプルかつ明確にするためにも、
「やらないこと」「やる必要のないこと」を決めようじゃないか!

目次

捨てる!見切る!諦める!!

会社員をやっていると上司や先輩から一度は言われる言葉があります。

〝仕事の優先順位をつけてやりなさい〟と。

言い過ぎだと思われる方もいるかもしれませんが、私個人的な意見としては、生ぬるい!!

優先順位を付けるのは、やるべきことが明確になっている人間だけがすることであり、まだそこに至っていない人間が優先順位などを意識してしまえば〝あれもこれもループ〟に陥る。

そうした負のスパイラルに入った結果どうなるか?
全てが中途半端、仕事の成果は勿論のこと、そんな自分自身の人生に対してOKを出せないのではないでしょうか。

会社員時代の部下がまさしくこのタイプであり、心配を通り越して呆れてしまった経験があります。

✖ 重要な案件があるにも関わらず、どうでも良い案件を捨てられず、メモ書きだけが机に残る
✖ メモ書きは増え続け、山となり、やがて埋もれていく
✖ やってくれると信じていた人は怒りを覚え、信頼を失う
✖ 常に忙しい状態〝あれもこれもループ〟に陥っているので、自分は仕事をしている錯覚に陥る
✖ 時が経ち振り返ってみると、何も成し遂げられていない自分に気付く
✖ そんな自分から目を背けたくなり、快感を得るためにまた忙しいループに入っていく

愚か者だと感じましたか??
でもこれは、油断していると多くの人が同じ罠にはまることになります。

✔ 要らないモノや情報、人間関係、必要のない会議などは捨てる!
✔ 愚痴を言い合うだけの飲み会やランチは見切る!
✔ できますよ!という安請け合いをして自分の首を絞めることはしない!
✔ 100点満点を目指すことは諦め、50点でも良いからすぐやる!必要に応じて100点に近づければ良い!

ボブ・サップが最も強かったのは格闘技素人だった頃。
なぜなら彼は、あらゆることを捨てており、見切っており、諦めていたから。
そしてその先に〝何をすべきか〟を直感的に理解して遂行していたから。

細かいパンチのディフェンスを捨てて、痛いけど我慢していた。
技術向上の細かい練習を見切り、圧倒的なフィジカルを活かす戦い方を徹底した。
綺麗な勝ち方やルールよりも、ただただ感性のまま暴れることで100点満点には程遠いものの、その時点での100点のパフォーマンスを発揮することに必死だった。

完成されたキックボクサーであるホースト氏への勝利も、柔術マジシャンと呼ばれたノゲイラ氏への大健闘も、こうした部分が大きく影響しています。

事実、あれもこれもの罠に陥ったボブ・サップ氏は、どんどん弱体化していきましたから。
(勿論、弱体化の原因は他にもありますが、上記の要因も大きいと思ってます)

やらないことのリストを作成してみましょう!

仕事もプライベートも、優先順位をつける前に〝やらないことのリスト〟を自身で作成してみてください。

  • 全くやる必要のないこと、何のメリットもないことをまずはリストアップ
  • 次に、必要性はあるけれど自分でやらなくても何とかなることをリストアップ
  • 最後に、頭を使い工夫をすることで〝自動化〟できそうなことを考えてみる

この3ステップを踏むだけで大きな気づきが内側に生まれます。

同時に、今まで自分は何をやってきたんだ・・・という後悔も出てくるかもしれません。
でもその後悔は未来へ大きく繋がりますから、勇気を出してやってみてください!

私自身も経験してきましたが、毎朝惰性のように小会議を行う会社に勤めている方は結構いるんじゃないでしょうか。
その小会議は、毎日やる必要があるのでしょうか??

物流センター勤務をしていた頃、当日の出荷計画や入庫量の情報共有という小会議がありました。
しかしながら、今の時代そういった情報はGoogleドライブを活用すればリアルタイムで更新することも、更新された情報を確認することも可能なわけです。

小会議に出る必要性がゼロだと判断した私は、会議出席という行動を捨てて、代わりに毎日15分間という貴重な時間を手に入れました。

他にも、現在行っているビジネスの1つで、どうしても資材や部品の発注が必要になることがあり、その品番などを調べることにとても苦労していました。

これは第2段階の〝必要性はあるけれど自分でやらなくても何とかなる〟内容ですね。

こうした仕事が得意な人にお願いし、逆に自分が得意なお客様とのやり取りを全て引き受けることで、お互い有効に使える時間が大幅に増えるという好循環を手にしました。

自動化は少し難易度が高いですが、毎日同じことを繰り返し行っていたり、ある程度パターン化されている部分があれば実現できる可能性が高いです!

一例ではありますが、資材保管状況資料というデータを扱っていた頃、毎日毎日データベースから情報を抜き取って、その中から自分の部署に必要な部分をコピーして貼り付けて・・・という流れがもう無意味に感じて仕方なかったんですね。

だから、プログラムを構築することが得意な人に情報を連携し、最終的に自動化しました。

たった3つのシンプルな考えではありますが、やらないことを考えるだけでかくも人生の質が上がるものかと体感していますので、是非実践いただければ嬉しく思います。

やらないことを削ぎ落した結果、やることが見えてくる!

格闘技愛が強いので、ここでも格闘家を例に挙げさせていただきますね!

私が超敬愛する〝K-1ワールドシリーズ世界ファイナリスト〟に二度も輝いた武蔵選手です。

彼は、体格で大きく勝る外国人選手との真っ向勝負つまり打ち合いを捨てました。
ヘビー級の醍醐味とも言われる派手なノックアウトにこだわることにも見切りをつけました。
パワーとパワーのぶつかり合いで相手に勝るという選択肢を諦めたと思います。

その結果、彼が手にしたものはあまりにも大きく、世界とのとてつもない差を埋めてしまいました!!
〝やるべきこと〟が明確になり、突き詰め、日々の研鑽で練り上げることにより、世界最高峰の選手になったわけです。

★ 打ち合いを捨てた結果〝躱して打つ〟というスタイルへの特化
★ ノックアウトにこだわることを見切った結果、ポイントを奪う効果的な攻撃バリエーションのレベルアップ
★ 嵐のような外国人のパワーを華麗に流し、カウンターを当てる技術
★ 副産物として、ディフェンス技術を意識させた状態を作ったうえで打ち合いの選択肢までも手にした

凄くないですか!?

試合がつまらないという否定的な意見もありましたが、やらないことを明確にしたうえで、自身がやるべきことを徹底的に突き詰めて世界トップレベルまで上り詰めた武蔵選手の姿勢からは、全ビジネスパーソンが学ぶべきだと私は思います。

さぁ、あなたは今日から何をやらないと決めますか?

削ぎ落せることは、意外と身近に溢れていませんか??

捨てることや見切ること、諦めることは慣れていないと心理的な抵抗があるもの。

ですが、リストを作りそして最初の1つを捨ててみる勇気、見切ってみる勇気が、あなたの人生に大きな前進をもたらすことでしょう。

昇竜が如く世界トップクラスにまで駆け上がった、あの武蔵選手のように!

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この記事を書いた人

1990年代のPRIDE・K-1全盛期からずっと格闘技の大ファンを続けているビジネスマンです!
自身も空手やキックボクシングを経験したこともあり、格闘技から学んだことを仕事に活かしつつ日々奮闘している次第です。
格闘技に関することを楽しく、そして選手へのリスペクトを込めて書いていきたいと思います!

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