諦めたらそこで試合終了!|ベラトールタイトルマッチ結果

堀口大逆転敗戦
堀口逆転負け

〝最後まで希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了ですよ〟

1980年代生まれの男性諸君であれば殆どの方がこの名言を知っていることでしょう。
人気漫画『スラムダンク』に登場する安西先生が発する言葉です。

この言葉の重さを実感することになった、ベラトールタイトルマッチ。
タイトル奪還を目指していた堀口恭司選手は大逆転のKO負けを喫してしまいました。
悔しい反面、防衛に成功したチャンピオンのペティス選手から学ぶことが沢山あった試合でもあります!

試合全体のペースは終始堀口選手が圧倒!

  • ケージ全体を自由自在に動き回る体のスピード
  • 相手の得意な距離を作らせない空間把握力
  • 見事に成功していたテイクダウン
  • グラウンドでも有利なポジションを取り、相手が攻めてきても極めを許さない
  • カーフキックを効果的に使い、相手の足にダメージを蓄積させる
  • 中間距離での打撃戦を制し、至近距離になってもしっかりとディフェンス

1ラウンド開始から4ラウンド大逆転ノックアウトの瞬間まで、上記のように堀口選手は圧倒していました。
今回のタイトルマッチで敗れはしたものの、そのMMAファイターとしてのトータルスキルは誰もが認めることでしょう。

対応が難しい打撃スキルと、世界に通用する総合力

RIZINでその威力を世間に知らしめた〝カーフキック〟はこの試合でも素晴らしかったですし、独特の間合いから放つ打撃の1つ1つが世界最高クラスでした。

特に、他の選手では届かない距離からでも堀口選手の踏み込みスピードをもってすれば〝打撃の射程圏内〟になる。
今回勝利したペティス選手も、その間合いの遠さには驚いたことでしょう。

そして、終始圧倒したいた最大の理由は〝総合力〟と〝相手の裏をかく攻撃バリエーション〟

  • 打撃で飛び込んでいくと見せかけて、いかない
  • ステップワークをしてタイミングを待っていると見せかけて、いきなりの打撃
  • 打撃戦を意識させている状態でのタックル
  • 組みつき、即崩し、即有利なポジション
  • タックルや組みを警戒させたタイミングでの打撃

この試合は、その〝相手の裏をかく〟といった部分も影響して大逆転KOになったわけですが、堀口選手のパフォーマンスは素晴らしかったです。

どれだけ不利な状況でも〝勝利〟だけを見ていたペティス選手の強さ

選手間の実力差があったり、大きなダメージを負って逆転への見込みが薄い場合に見られる光景。

〝KO負けや1本負けだけはしないように粘ろう〟

この表現が合っているかは分かりませんが、観戦していてこう感じることがあるのは事実です。
ポイントで負けているのだから、勝つためにはKOもしくは1本しかない!攻めないと!!

明らかにそう映る試合展開であっても、最後まで大きな動きもなく判定で敗れる選手は数多くいるように感じます。

ところが、今回のペティス選手にはそういった〝マイナス〟の思考が一切感じられなかった。
どれだけ不利でも、圧倒されていても、総合力では相手が上回っているとしても、最後の最後まで〝勝利〟を追い求める。

決め手になったバックブローを繰り出す直前に出した右のハイキック。
ここはあっさりと見切られてしまいましたが、何度もテイクダウンをされている相手に対してハイキックは結構リスクもありますし、怖いです。


〝勝つんだ〟という強い気持ちから繰り出した攻撃ですし、流石はメジャー団体の現チャンピオンです。

最後まで絶対に諦めない姿勢を学ぶ試合

堀口選手の敗戦はショックですし、正直予想外ではありましたが、この試合から勇気をもらえるのではないでしょうか。

☆ どんなにリードされていても絶対に諦めない、トライし続けるという勇気
☆ 大逆転のチャンスは必ずどこかにあるということ
☆ 諦めない姿勢の後ろには、自分を信じるという強いメンタルと、関係者への感謝があること
☆ 総合的に及ばなくても、自分のできることや得意なことを何度もトライし続けること
☆ まさかの敗戦後にも過度に落ち込むことなく、また挑戦するという強靭なメンタル

格闘技は、試合を通じていくつもの気付きと勇気、そして人生への活力を与えてくれます!

今回のベラトールタイトルマッチは、堀口選手とペティス選手が全力でぶつかり合い、そしてペティス選手が勝ちました。

2人がケージ内で交わした濃密な時間。
我々が日頃働いている時間数に比べたらとても短いですが、そこには最高にまで濃縮された集中力や覚悟、そして日々の努力の成果が溢れ出ています。

とても素晴らしい試合でした、両者に天晴れですね!
格闘技から大きな刺激を貰うことで、私たちビジネスマンも強い心の大切さを意識できることになるでしょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1990年代のPRIDE・K-1全盛期からずっと格闘技の大ファンを続けているビジネスマンです!
自身も空手やキックボクシングを経験したこともあり、格闘技から学んだことを仕事に活かしつつ日々奮闘している次第です。
格闘技に関することを楽しく、そして選手へのリスペクトを込めて書いていきたいと思います!

コメント

コメントする

目次
閉じる